時代の最先端を感じながら、アットホームな雰囲気のあるコントラストに富んだ街、サンフランシスコ。シリコンバレーの人々から熱気を感じ海沿いを歩いてみると、カリフォルニア海流から来る冷たい風が夏は心地よい。ウォーターフロントには地元の食材を使ったシーフードのレストランが軒を連ね、賑わいを見せている。ランチを済ませたらゴールデンゲートブリッジを渡り、坂道を抜け、興味深いワイナリーの数々を巡ろう。フレッシュな葡萄の香り、オーク樽の甘い匂い…。そんな素晴らしい体験があなたを待っている。

 
 

知的でどこか懐かしさを感じながら心も身体もリフレッシュできる場所、それがサンフランシスコ。

 

場所はミッション地区。始まりは落書きだったのかもしれない。今は心躍らせるストリートアートとして昇華されている。ルーツである鮮やかな色使いはラテンの陽気さを感じ、彼らのメッセージが伝わってくる。ふと壁画を立ち止まり鑑賞しているとリズミカルな音楽が聞こえ、中にいた店主から声が掛かりギャラリーに赴く。肩ひじ張らずアートを楽しめた素敵な旅。

 
 

サンフランシスは世界有数の食通の町。坂道を走る路面電車に揺られフィッシャーマンズ・ワーフを訪れた。この港町には所狭しとシーフードの屋台が並ぶ。私は名物のクラムチャウダーを食べながらソノマ産のシャープなシャルドネを飲む。この組み合わせが最高でついつい飲み過ぎてしまった。酔い覚ましに冷たい風に当たりながらピア39を歩こうかな。

 
 

知の集積地点でもあるサンフランシスコ。中心はスタンフォード大学が鎮座し、海岸沿いにはスタートアップが点在するシリコンバレーがある。そんな中、この日は映画やドラマの舞台として度々登場しているアルカトラズ島を私は訪ねてみた。この島は連邦刑務所があった場所だったことは誰もが知っているが今は国立博物館として一般公開されており人気の観光地の1つなのだ。