コートダジュールに位置する気品高い美しい国、モナコ。優しいブルーの空に囲まれた世界有数のリゾート地。いつもより遅く起床し、準備が整ったらエルキュール港へ。停泊させているクルーザーに乗り込み、沖へと向かう。船上でのランチはプロヴァンスのロゼワインで乾杯。ゆっくりと流れる時間の中で、家族や友人と過ごす時間は何事にも代えがたい宝物。サンセットを楽しんだ後はドレスアップして、向かう場所はカジノ・ド・モンテカルロ。カクテルを片手にディーラーと談笑しながら、ゲームに興じる幸せな時間。

 
 

ハッピーエンドはこの場所で、そう思わせてくれる魅惑の国、それがモナコ。

 
 

モナコの芸術は「サル・ガルニエ・オペラハウス」に凝縮されていると感じてしまうほど圧巻でした。18室内を覆う金色のリーフ模様や煌めくシャンデリア、絢爛たる天井画、繊細なレリーフ...思わず息をのんでしまいます。この芸術やバレエ、オペラ、オーケストラのパフォーマンスを考えるとワクワク感がとまらない。

 
 

世界中のセレブリティが集まるモナコとあって星付きのレストランも多い。イタリアンとフレンチのコラボレーションにアジアン要素が取り入れられたレストランとの出会いは素敵な思い出。「La Montgolfiere Henri Geraci」。一つ星のレストランでしたがリーズナブルでアットホームな雰囲気に満足。

 
 

世界中のセレブリティが集まり過ごすこの場所は、どこを切り取っても目移りするほど煌びやか。中でもモナコ大聖堂はやっぱり外せない。グレース・ケリー公妃が、モナコ公レニエ3世と挙式を挙げた神聖なカトリック教会。華々しくも儚い生涯をここモナコで過ごされたプリンセスに想いを馳せながら私も愛する人を思い出していた。